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第2回【新造邦明セグンド監督インタビュー】〜関東1部復帰を懸けて。勝負の入替戦へ臨む〜

今月に11日に関東リーグ1部昇格を懸けた大一番、malva ibaraki fc戦に臨むセグンド(会場:栃木市総合体育館)。

セグンドは先日行われた全日本フットサル選手権関東大会では4位と3年ぶりの全国大会を目前に惜しくも出場を逃した。

チームを率いる新造邦明監督に、今季集大成の試合を前にした心境、そしてチーム状況を聞いた。(インタビュー:バルドラールライター下田朝陽)




ーー先日の全日本フットサル選手権 関東大会では4位となりました。この結果をどう捉えていますか。
「自分たちの力のなさを感じた大会でした。9月辺りから準決勝のリガーレ東京戦までは、チームとして練習試合も含めて負けていない中で臨んでいました。その中でリガーレ東京戦での敗戦を受け入れて、2時間後にもう一度全国をかけた試合(3位決定戦)をするという状況で、切り替えてはいたと思いますが、最終的にはどこか引きずっていた部分があったのかなと思います。準決勝から3位決定戦までの持っていき方というところで、僕自身は責任を感じています」


ーー全日本フットサル選手権全国大会出場は逃しましたが、前回大会よりも良い成績を収めました。手ごたえは感じていますか。
「Fリーグの下部組織はどこも同じだとは思うのですが、選手の入れ替わりも早いので、監督としては1年間でやりたいフットサルを落とし込んでいく必要があります。常に上で戦える選手を育てていくという意味では、僕が監督になってから3、4年一緒にやっている選手もいますし、セカンドカテゴリーではありますけど、チームとしての成熟度としては今年が一番高くなっているとは感じますね。


ーーそれはFリーグを経験している選手による影響も大きいですか。
「Fリーグを経験している選手がセカンドカテゴリーでプレーすると、スピード感的にも余裕がありますし、自分で考えて決断する力というのは、(Fリーグを)経験していない選手とは差があるかなと感じます。(三島)光太郎や(田口)友也が仙台から来て、丸(紘生)や小澤(拓真)はトップでも出場している選手です。彼らは任せられるというか、こちらが想像している以上のものをピッチで見せてくれているので、そういった意味では経験値がもたらしている影響は大きいと思います。


ーー今年一年間の満足度はいかがでしょうか。
「私の中での満足度はかなり高いです。多くの選手がすごく伸びた一年だったと思っています。結局、彼らにとってはここ(セグンド)にいることが目的ではないので。最も重要なのは、この一年間で選手自身がどれだけのものを得ることができたか、だと思います。できなかったことができて、できたことはより強力なものに変えて、上でも通用する武器をどこまで手に入れられたか、というところですね。変な話、チームとしての結果が出ようが出まいが、選手たちがそれ以上に成長できたのであれば、それが全てだと思います。逆に、それだけ成長できていれば、チームとして勝つことができるはずです」


ーー伸びた要因というのはどのあたりにあるのでしょうか。
「自立してできているというか、自分で考えてプレーできているのが大きいです。下の選手に共通して足りていないのはそこ(自立)かなというのがあって。もちろん、間違っているものに対しては僕も言いますけど、しっかり自分たちのセットの中で考えて、話し合って、プレーするようになったので、セグンドの選手たちはどこへ行っても活躍できるレベルになったと思います」

ーー新造監督が指導していく上で、選手たちに「自分で考える」意識を持たせることは大切にしているのでしょうか。
「何も分からない状態で考えさせても意味がないですから、私の方で必要な知識は教えます。今年はオフェンス、ディフェンス、セットプレーに関しては2月から4月までで落とし込んで、そこからは彼ら自身の問題として、教えたものの中から自分で判断して選んでもらう、というのをやっていました。これがもし、フットサルを始めたばかりの選手、テルセーロから上がってきたばかりの選手が多ければ違うアプローチを取っていましたが、今年は経験値の高い選手が多いので、そういった方法を選びました」


ーー関東大会を終えてからの2週間は何に取り組んだのでしょうか。
「相手が malva ibaraki fcさんになるので、僕はそのビデオを見て対策をするのですが、チームとしては自分たちがいかに良いコンディションで戦えるかという点を大切にしました。変わったレギュレーションで、引き分けではダメなので、そういった部分での戦い方に対する練習をしました」


ーー試合を前に、チームが一つになっている実感は。
「移籍する選手もいれば残る選手もいますし、入れ替え戦が終われば、このチームはバラバラになります。ただ、上に行く選手というのは、何かを残すことのできる選手だと思っています。それぞれの未来は違うにせよ、一年間戦ってきた仲間ですし、関東1部に上げて終わろうというところで、団結はできていると思います」


ーーこのチームで戦う最後の40分間に、監督として何を期待しますか。
「下にいる立場なので、まずは思い切ってやるという部分ですね。最初から最後までプレスをかけ続けて、高い位置でプレーできるようにという意識を持って臨みます。1失点すると、その時点で2点が必要になりますから、すごく難しい試合ではあると思います。
あとはこの試合の結果によって、皆の選手人生の中で「関東1部に上げられた選手」となるのか、「上げられなかった選手」となるのかが変わってくるので、彼らがそういったものを奪い取ってくれることを期待しています。自分たちの力で昇格を奪い取って、上に上がれれば良いですね。選手たちにはそういった話はしていないですが、彼らは自分でよく分かっていると思います」


ーー最後に、試合に向けて、ファン・サポーターの皆さまへメッセージをお願いいたします。
「先日の試合では、プリメーロの応援団の方に来てもらって、そこで勝利できなかったのはすごく残念でした。高橋健介監督、橋谷英志郎コーチも今年で抜けますが、そういった方達と作り上げてきたフットサルを見せるのも、今度の試合が最後になります。
プリメーロの試合もまだ残っていますが、セグンドとしては『高橋健介のフットサル』を最後に体現できるように、そして勝利できるように頑張りますので、ご声援よろしくお願いします」

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※お支払いはクレジットカード、銀行振込での現金支払いになります。

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